真田丸-第1話あらすじや感想-周辺戦国史解説あり-ネタバレ含む

真田丸第1話の感想(ネタバレ含むので注意)

 

ただのあらすじと感想を示すだけでは、他サイトさんとあまり変わりないので、

真田丸をよりよく理解し、楽しんでもらえるよう

わたしの知る戦国史ネタを絡めて

お伝えしていきたいと思います。

ちなみに国名はすべて現在の県で言い換えています。

わからない人もいるかもしれないので。

ではスタート!

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1話の内容の各種背景

真田信繁の父、真田昌幸は超有能武将?

主人公真田信繁の家、真田家はこの時代では群馬県西部あたりを
治める武田家の一家臣にすぎません。

真田家の当主は信繁の父、真田昌幸。

昌幸は幼少のころから武田信玄の小姓として仕え、信玄の政略・軍略

を余すことなく伝えられ、『信玄の眼』と称されるほど有能な武将だった

そうです。

このころは主君武田勝頼から、関東の広大な領域を治める北条氏への

備えとして、かの地に配置され一歩も引かない戦いを展開していました。

参考として、わたしがよくやるゲーム『信長の野望』シリーズでは、信玄

ほどではないですが、たいていのシリーズで徳川家康や豊臣秀吉など

とほぼ近い能力設定をされています。

ちなみに、信玄はチート級扱いされていて、織田信長よりも高い能力です。

主家・武田家の状況

このころの武田家(物語開始時点で1582年初頭)は、織田信長・徳川家康

北条氏政に3方向から攻められ窮地に陥っていました。

当時の武田家は現在の山梨県・長野県・静岡県東部・群馬県西部を治める

大大名といっていいほどの領土を持っていました。

一方織田家は、西は岡山から、近畿全域、北陸は富山県まで、

東は岐阜・愛知県西部あたりまで治める日本一の勢力を誇り、

徳川家も愛知県東部から、静岡県西部まで。

北条家はさきほどの通り、関東の8割方治めていました。

この状況から、物語開始時点で武田家の存続は無理ゲーすぎると言っても

よい状況です。戦時中末期の日本みたいなものです。

第1話あらすじ(感想と小ネタを)はさみながら

武田家の衰退

さて物語はなにやら山中から始まります。

農民のような変装をした2人組・・・

まさかこいつらが?

やっぱり主人公・信繁とその家来でした。

時は1582年初頭、主家・武田家が織田・徳川・北条に

攻め込まれ、窮地に陥っている状況です。

信繁はどうやら徳川家の軍団と遭遇してしまったようです。

お約束なのか、足を踏み外し落下。

当たり前のように徳川兵に見つかります。

そして馬を奪って逃走。

『真田日本一の兵』の最初はなんとも情けないスタートとなりましたw

一方、武田家当主・武田勝頼様(重要ですよ。勝頼様ですよ。)は

縁戚の木曽義昌が織田方に寝返り、その討伐のため出陣しています。

注:木曽義昌とは武田勝頼様の義兄弟にあたり織田家と領地を接する
長野県木曽地方の守りを任されていました。
織田家からすると木曽の山々は難所でこの守りを突破しないこと
には武田家侵攻は難しいものでした。
木曽義昌は武田家の新しい城・新府城の築城で重い負役を背負って
いて、それが木曽家の不満となり、織田家への寝返りの元となります。

残念ながら、史実では木曽家討伐対は、織田家の支援を受けた木曽軍に
撃退されてしまいます。

軍議の中、勝頼様は信繁の父、昌幸に意見を求めます。

昌幸はいったん新府城に引くべきと返答。

勝頼様もその意見を入れます。

勝頼様一行が新府城に引き上げるころ、信繁もなんとか逃げ帰っていました。

ここで信繁は兄の信幸に徳川軍の先鋒が迫っていることを伝えますが、

信幸は勝手なことをするなと激怒しながらも、弟が父と同じように

山梨南側を気にしていることに思うところがあるようです。
さて、そうこうしているうちに父・昌幸が帰還します。

昌幸は家族と一緒の席で

『この真田安房守がいる限り武田が滅びることはない』とぶち上げます。

ほっとする女性陣。

そして、信幸と信繁、昌幸の3人だけになると

『武田は滅びるぞ・・・』

って昌幸www

この流れは三谷作品のせいでしょうかw

穴山梅雪裏切り→勝頼様運命の分かれ目

さて、一方の勝頼様。

どうやら、進退窮まりつつあり、憔悴されているご様子。

おいたわしや・・・

家臣の穴山梅雪と昌幸に相談・・というか弱音に近いレベルです。

父、武田信玄があまりにも大きくその差に苦悩されているようです。

父が偉大すぎるのもあれですよね。

決して勝頼様は無能ではないのですが・・・

それでも、家臣2人は勝頼様を励まします。

昌幸『浅間の山が火でも噴かぬ限り、武田のお家は安泰です!!』

またぶち上げてます。

しかし次のシーンで・・・

浅間山噴火ww

この流れは三谷ry・・・

当時、山梨・長野あたりでは、浅間山が噴火することはとてつもない凶事の
前触れとされていました。

武田家にとって、情勢だけでなく天運にも見放されているかのようです。

その噴火を見ながらほくそ笑む、穴山梅雪。

このころ穴山梅雪はすでに徳川家康に寝返っていました。

穴山梅雪の裏切りは武田家を大きく揺さぶります。

注:穴山梅雪
母は武田信玄の姉
妻は武田信玄の娘という武田家とつながりが深すぎる武将。
武田家の親類衆のなかでは筆頭格とみられていました。
また梅雪は駿河の江尻城主(現在の静岡県清水市あたり)
梅雪の裏切りは徳川家に静岡東部をまるまる明け渡し、
武田の本拠地山梨への直接攻撃を可能としてしまいます。

もはやこれまで!

動揺する、ぬくみず・・・小山田信茂はじめ武田家中。

昌幸は、新府城は織田軍を迎え撃つには未完成。
群馬にある、真田の本拠地岩櫃城に来るよう勝頼様に提案します。

岩櫃城は山あいの土地にあり、大軍で攻めるには難しい地形にあります。
ここで力を蓄え、再起を図るべしと勝頼様に説きます。

ここでは、一旦岩櫃行きを了承する勝頼様。

このあたりは勝頼様にとって運命の分かれ目です。

その後、小山田信茂と跡部勝資は真田の岩櫃への誘いは
罠である。小山田信茂居城の岩殿城に行く方がよいと提案。

迷う勝頼様・・・

小山田信茂からの

『甲斐(山梨)を捨てるなど、亡き信玄公になんとお詫びするのか。』

の一言で、勝頼様は折れます。

やはり信玄の亡霊にとりつかれているかのようです。

ここで、武田家の命運は決します。

岩殿城は現在の山梨県大月市にあります。
(現在では中央自動車道沿いに岩殿山が見えます)

ここは、山梨の奥になりますが、東はすべて北条領。
織田家に山梨の西側を抑えられたら再起は不能です。

岩殿城はおかしいほど、切り立った山の上にあり
力攻めするのは無理ですが、おそらく兵糧攻めなどにあい
味方勢力の援軍が望めないまま力尽きるでしょう。

岩櫃であれば、北は同盟者・上杉景勝の領土なので
まだ可能性はあったかもしれません。
その夜、勝頼様は信幸・信繁兄弟の元を訪れ、

父・昌幸の忠義が本物であることを信じている。

証として、小山田家に人質になっていた、信繁の姉・松を
真田家に返すと言いました。

信繫は

『信玄公はもうこの世にはおりません!』

まさにその通りですが、

勝頼様の決断を変えることはできませんでした。

このあたりは勝頼様のもうどうしようもなくなりかけている
雰囲気がありありとでています。

逃避行

翌朝、新府城は勝頼様が出立後火をかけられることとなり
真田家の人々も出立の準備に大忙し。

そのとき信繁は出立する勝頼様を見送り、ふと目が合います。

互いにうなずく2人。

『強く生きろ』とか勝頼様が思っているようなシーンです。

新府城に火が放たれます。

それを見る真田家の人々。

戦国時代、城が焼けたりして落ちるときは領民がそれまでの主家
を捨て、落ち武者狩りなどに走る契機ともなります。

真田家の岩櫃までの旅程は苦難が予想されるのでした。
そして、勝頼様ご一行。

目下岩殿城を目指して、山梨を東へ逃避行。

このころは勝頼様は兵たちに見限られ、伴の数はどんどん減っていきます。

小山田信茂の領内に入る前の笹子峠のふもとについたころには

伴の数は100名を切っていたと言われています。

最大版図、山梨、長野、静岡、愛知東部、岐阜東部、飛騨地方、群馬県まで

勢力を誇った武田勝頼様の伴の数がたった100名にも満たないのです。

そして、チェックメイトは確実に近づいてきます。

上り途中、小山田信茂は勝頼様にゆっくり来るよう提案。

先に関所の中に入り、門を閉じるよう命令。

小山田信茂、裏切りです・・・

一方の勝頼様。

笹子峠を上るなか、小山田家の関所があります。

門が閉じられる・・・

跡部勝資が開門を要求。

信繫の姉・松の夫である小山田茂誠は泣きながらこれを断ります。

跡部勝資が一戦交えようと刀を抜きますが、勝頼様はこれを制止。

『もうよいのだ・・・』と言って峠を引き返します。

勝資が『どちらへ?』と聞いても、

勝頼様は茫然となにも考えられないかのように

『わからん・・・』

と力なく応えます。

注:小山田信茂
土壇場で勝頼様を裏切った信茂ですが、一説によると
信茂本人は裏切るつもりなどなく、勝頼様と最後まで
戦うつもりでしたが、小山田家の行く末を案じた家臣
達によって、信茂は軟禁状態にされ家臣達が独断で
勝頼様の通行を拒否したという説があります。
あくまで一説です。

シーンは変わって、真田家の面々。

織田軍には補足されていないものの、落ち武者狩りに
遭遇してしまいます。

なんとか、応戦しながら逃げるところで第1話は終了。

勝頼様の行く末ばかり気になってしまう第1話でした。

今度勝頼様はどうなるのか、ついでに信繁は?

信長は怖いのか、家康はあほなのか?

などなど見どころが満載です。

実は1話から4話までリアルタイムで見ていません。

後程書きますが、遅れて視聴しています。

早くリアルタイムで追いついて、日曜日の放映後すぐにレビューを書けるようにします。

冒頭でも触れていますが、わたしの戦国知識をちりばめながら読み応えのあるものにしよう

と思いますので、今後もお楽しみに。

第1話視聴率

19.9%と20%超えならず・・・

おまけ-武田勝頼様について

でか見出しつけて書きます。

武田信玄時代隆盛を誇った武田家を家督相続から10年足らずで滅亡させた。

という風に語られることが多い勝頼様。

わたしは武田勝頼様が大好きなので、全力で擁護記事を書きます。

趣味の世界なので、それは違うとかあると思いますがご容赦を・・・

気づいたらここまで5000文字で、さすがに長いのでおまけ編はこちら

NEXT  真田丸第2話『決断』 

感想一覧 真田丸全話感想と視聴率まとめ

 

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      2016/03/08